水のある風景を求めて

先日の記事で近年改悪されたTMを酷評しましたが、
アナログ世代としては、このまま消え行くコンテンツになるのは惜しい。

今回は、古参ユーザと出版社が双方ともhappyになるにはどうすればいいか？
をテーマに、好き勝手な改革案を書き連ねます。

【目指すべきは】

＜出版社＞

利益の増大
　└コストダウン
　　　└別冊子の削除
　└売上げアップ
　　　└電子版

＜ユーザ＞

利便性の向上
　└薄く、軽く
　└見たいエリアのカバー率アップ
　└道路の最新情報が得られる



一人ブレインストーミングをしてみたが、頭が固いわ・・・ｗ　全然出てこない。
まあ、出版社はユーザが買いたくなるものを用意する他に無いでしょう。



【改革案】

・掲載範囲を2014以前に戻して、隔年発行

観光地と食については、ネットに最新の口コミが無数に転がっている。
ただ、道路の魅力についての記載は、まだ他媒体の追随を許していないのではないか。
これだけ全国に隅々まで高速道路が行き渡り、公共工事をする金も無いとなると、
隔年発行でも十分なのではないか。
新規開通した道路の情報なんて、どうせ年１の出版物ではネットに勝てるわけがない。
発行の度に在庫リスクに怯えるあまり、見当違いのコストカットをするくらいなら
そっちの方がいいと思う。



・任意の都市を中心に（例）80P


任意の都市を中心に、例えば同心円状に80P掲載するのはどうか。
2015年版であれだけ重複ページを削ったのだから、一定の需要はあるだろう。
TM静岡、TM新潟、TM神戸 なんか出来れば、１泊のツーリングなら
そこの地元民が２冊買う必要は無くなる。



（参考、2015年版の掲載範囲）


これを見て分かるように、例えば新潟の人は関東版で東京まで行けるが、
東京より遥かに近い隣県の山形に行くには東北版が必要になる。
同様に、富山へ行くにも中部版が必要である。
その前に、村上と糸魚川が同じ県だということに驚きだが。

この記事を読んでくれた新潟の方がいらっしゃったら、その辺りをどうしているのか
コメント頂けると嬉しいです。 やっぱり複数冊買ってるんですかね。


http://corobuzz.com/archives/42620 より画像をお借りしました。



・好きなページを選んで（例）80P


日本海を延々と走りたいから、「TM日本海」とか。 （下画像の場合、79P。 以下同）





東京住まいで、伊豆・ビーナス・喜多方・名古屋・大阪・北陸あたりまでの
往復ルートだけ欲しい。 「TM東京から１泊２日観光地」とか。（80P）





目的地までは高速使うから、途中のページは不要。
全国津々浦々のツーリングスポット周辺の地図だけ欲しい。
「TM全国の人気観光地」とか。（74P）


最果て、八幡平、会津若松、伊豆、長野、能登、交通事故 名古屋メシ、
大阪、京都、伊勢、出雲大社、うどん、大和ミュージアム、角島・・・



いっその事、WEBサイトで任意のページを選択できるようにして欲しい。



このデジタルの時代、好きなページを選んで電子書籍verも可！ くらいの大胆さが必要。
むしろ紙媒体での対応は大変で、電子との相性が良い手法だろう。
80Pまで￥2,000、81P以降は1P￥100追加。 継続利用するなら、１年毎に更新料￥500。



中途半端に紙媒体と連携して使い勝手の悪そうな月額課金アプリなんかよりは
起爆剤になると思いますが・・・どんなもんでしょ？ 昭文社さん。
座して死を待つと言うなら、「勝手にどうぞ」としか思いませんが・・・



（2016.2.6追記）
2015.5.15に発表された、昭文社の2015年３月期の決算についての記事。
売上123億で、純損益70億の赤字ってヤバくない・・・？