2018年12月03日
【改造】 ¥10 / ¥50用 コインシリンダー
オフシーズンのDIYネタ、第5弾。

うどん巡りをしていて、
「¥1と¥5は使わないんだから、¥10、¥50、¥100専用の小銭入れを持ち歩こう」と考えたのですが
折角なので、ヤフオクでこんなものを購入しました。 @500 x2個、送料無料。


ダーツ小物ケース【カメオ】コインシリンダーケース ホワイト
筒の中にバネが入っていて、硬貨を出したら次の硬貨がせり上がってくるという、単純な構造です。
大手でない100均を探したら、あるかもね。 最大24枚収納とのこと。
巷では500円玉用を少量生産まで持っていった人や、非鉄金属で作った方もいるようです。

500 円玉用コインシリンダー
元々はダーツ関連の製品なので、その用途上、¥100対応の製品しかありません。
よって今回、¥50と¥10に対応するコインシリンダーを自作します。
【10円玉用】
¥10は¥100より大きいので、そのままでは入りません。
※ 各硬貨の直径 ¥10・・・23.5mm ¥50・・・21.0mm ¥100・・・22.6mm
チャックつきのミニ旋盤でも所有していれば、こんな加工を施すつもりでした。

機械なしでは厳しいので、イチから作ることにしました。
購入したシリンダーと大きさが似ているので、この100均容器でいきます。

もう1つの理由。 蓋側から、ちょうどバネが入る。

本来の上蓋は不要なので、切り落とします。

突然ですが、バネが安定して駆動するための工夫について。
問題となるのは、バネの座屈現象です。
バネ径が容器の内径と同等であれば、スムーズに伸縮してくれます。
しかしバネが細いと、縮む際に座屈してしまい、蓋が引っかかります。
筒と蓋の公差が下手に小さいと最悪、二度と戻ってこないという事も・・・。

※書きながら気付いたけど、「蓋」って表現はおかしいかも・・・硬貨から見れば「底」だもんね。 でも「蓋」と表記します。
※座屈について、実際にはバネ径と長さの比(縦横比)が重要ですが、便宜上、容器内径との比較で記述しました。
そこで工夫を。
1.案内棒を入れる。
伸縮を妨げない程度の太さの棒を、バネの中に通す。
こうすることで、棒が入った部分は曲がりようが無い。
バネ製造メーカーのHP等にも、対策として書かれています。
2.蓋に厚みを持たせる。
蓋に内径ピッタリの円筒を組み合わせることで、「筒の底」と「蓋」の平行を保ちます。
これにより座屈し難くなると共に、蓋が移動軸に対して垂直が保たれ引っかかり難くなります。

バネの上下に案内棒を用意し、その片方を肉薄なパイプ、もう片方をそのパイプに入るようにすれば
硬貨を入れるスペースを更に稼ぐことができますね。

蓋を取り出すことが出来ないので、今回実施するのは対策1のみです。
他の容器から、蓋にする円盤を切り出す。
また、塩ビパイプ関連のパーツに ↓ こんなのが。 なんと、バネがスッポリ入ります。

よって、案内棒とは違って外側ですが、座屈対策に利用します。

とりあえず、形になりました。

最後に革を巻くので、表面を荒らす。

革は、行きつけのビリヤード場で譲ってもらいました。 この大きさで@1,500

革の切れ端で試し貼りした結果、写真右の多用途接着剤ではNG。
そこで、布・皮革用に特化した接着剤を購入。


気泡が残らないように擦りながら、、少しずつ接着します。
終盤、0.3-0.5mmほど短く切って、引っ張って伸ばして長さ調整するのが良いかと。 逆に皮余りはNGです。 (意味深)

失敗。
上面、切込みを入れて貼ったら汚い。 底面も時間だけかかって、見た目も最悪。


色々勉強したので、購入品の革巻きに生かします。

金具を付ける予定なので、底にφ3の穴を開けておきます。

底面→側面の順に。


右が最初に巻いた¥10用。 やっぱり、継ぎ目が目立たないようにするのは素人には難しい

上面は切り込みを入れず、革を絞りながら接着してみました。 少し皺になってるけど、最初の¥10用よりはマシ。

【50円玉用】
¥50は¥100より小さいので、購入品の内側にスペーサとして細い棒切れを接着させます。

蓋の4方向に隙間を開けます。
これを機に、前々から欲しかったミニルーターを購入しました。@2,880

電動ドリルを¥3,000で買った時にも思ったが、あると無いとでは大違い。
もっとトルクがある製品が欲しくなったら、買い替えるだけのこと。
まずは「0」から「1」にならないと、始まらない。
蓋の4点を削ります。 外せれば、こんな無駄に削らなくても済むのだが


適当なプラスチックが見当たらなかったので、アイスの棒で。 入手し易く、加工も簡単。
少々きつくても、使っているうちに潰れてくるだろうという思いもあります。

接着剤でまっすぐ固定。 50円玉を入れて、貼った棒に擦り付けながら上下に動かします。 (意味深)

¥100用と間違わないよう、あえて木に色を塗ったりしません。

【鎖をつける】
鎖に繋げられるように、フックを取り付けます。 ここで問題が。
シリンダーの底は薄く、付属の木ネジではフックを固定できません。
仕方ないので、木ネジを埋めるための木片を挿入します。
蓋にφ6の穴を開ける。

同じφの木を削り出し、下穴を開けて木ネジを最後まで入れておく。

木ネジと同じ長さに切り落としたら、各断面をマイナスねじ&ドライバーのようにする。

その断面を接着剤でくっつけて、乾く前に蓋の穴に突っ込む。
一連の工夫により、反対側から木ネジを回しても木片は回らないし、最後に木片を置き去りにすることが可能。


※ 当時、ブラインドリベッターを持っていれば30秒で終わるのに・・・。
でも薄いプラだし、ワッシャーも入れられないから破損が怖い。 このやり方で正解だったかも
完成。
作ったのは、この記事をUPする2年ほど前。
¥50玉貯金して、しまなみ海道を通る際に重宝してます。



【反省・気付き】
・革の切断は、新しいカッターの刃で思い切りよく。 でないと、裏の繊維組織が毛羽立つ。
・線が細いバネを並列に入れることで、適度な押圧力がありながら収納可能な硬貨枚数が増える

【費用】
コインシリンダー ¥1,000
容器 ¥54
塩ビソケット ¥48
バネ ¥134
革 ¥1,500
皮革用接着剤 ¥159
合計 ¥2,895

携帯コインホルダー「コインホーム」 MG-03・ブラック
「¥1と¥5は使わないんだから、¥10、¥50、¥100専用の小銭入れを持ち歩こう」と考えたのですが
折角なので、ヤフオクでこんなものを購入しました。 @500 x2個、送料無料。

筒の中にバネが入っていて、硬貨を出したら次の硬貨がせり上がってくるという、単純な構造です。
大手でない100均を探したら、あるかもね。 最大24枚収納とのこと。
巷では500円玉用を少量生産まで持っていった人や、非鉄金属で作った方もいるようです。
元々はダーツ関連の製品なので、その用途上、¥100対応の製品しかありません。
よって今回、¥50と¥10に対応するコインシリンダーを自作します。
【10円玉用】
¥10は¥100より大きいので、そのままでは入りません。
※ 各硬貨の直径 ¥10・・・23.5mm ¥50・・・21.0mm ¥100・・・22.6mm
チャックつきのミニ旋盤でも所有していれば、こんな加工を施すつもりでした。

機械なしでは厳しいので、イチから作ることにしました。
購入したシリンダーと大きさが似ているので、この100均容器でいきます。

もう1つの理由。 蓋側から、ちょうどバネが入る。

本来の上蓋は不要なので、切り落とします。

突然ですが、バネが安定して駆動するための工夫について。
問題となるのは、バネの座屈現象です。
バネ径が容器の内径と同等であれば、スムーズに伸縮してくれます。
しかしバネが細いと、縮む際に座屈してしまい、蓋が引っかかります。
筒と蓋の公差が下手に小さいと最悪、二度と戻ってこないという事も・・・。
※書きながら気付いたけど、「蓋」って表現はおかしいかも・・・硬貨から見れば「底」だもんね。 でも「蓋」と表記します。
※座屈について、実際にはバネ径と長さの比(縦横比)が重要ですが、便宜上、容器内径との比較で記述しました。
そこで工夫を。
1.案内棒を入れる。
伸縮を妨げない程度の太さの棒を、バネの中に通す。
こうすることで、棒が入った部分は曲がりようが無い。
バネ製造メーカーのHP等にも、対策として書かれています。
2.蓋に厚みを持たせる。
蓋に内径ピッタリの円筒を組み合わせることで、「筒の底」と「蓋」の平行を保ちます。
これにより座屈し難くなると共に、蓋が移動軸に対して垂直が保たれ引っかかり難くなります。
バネの上下に案内棒を用意し、その片方を肉薄なパイプ、もう片方をそのパイプに入るようにすれば
硬貨を入れるスペースを更に稼ぐことができますね。
蓋を取り出すことが出来ないので、今回実施するのは対策1のみです。
他の容器から、蓋にする円盤を切り出す。
また、塩ビパイプ関連のパーツに ↓ こんなのが。 なんと、バネがスッポリ入ります。

よって、案内棒とは違って外側ですが、座屈対策に利用します。
とりあえず、形になりました。

最後に革を巻くので、表面を荒らす。

革は、行きつけのビリヤード場で譲ってもらいました。 この大きさで@1,500

革の切れ端で試し貼りした結果、写真右の多用途接着剤ではNG。
そこで、布・皮革用に特化した接着剤を購入。


気泡が残らないように擦りながら、、少しずつ接着します。
終盤、0.3-0.5mmほど短く切って、引っ張って伸ばして長さ調整するのが良いかと。 逆に皮余りはNGです。 (意味深)

失敗。
上面、切込みを入れて貼ったら汚い。 底面も時間だけかかって、見た目も最悪。


色々勉強したので、購入品の革巻きに生かします。

金具を付ける予定なので、底にφ3の穴を開けておきます。

底面→側面の順に。


右が最初に巻いた¥10用。 やっぱり、継ぎ目が目立たないようにするのは素人には難しい

上面は切り込みを入れず、革を絞りながら接着してみました。 少し皺になってるけど、最初の¥10用よりはマシ。

【50円玉用】
¥50は¥100より小さいので、購入品の内側にスペーサとして細い棒切れを接着させます。
蓋の4方向に隙間を開けます。
これを機に、前々から欲しかったミニルーターを購入しました。@2,880
電動ドリルを¥3,000で買った時にも思ったが、あると無いとでは大違い。
もっとトルクがある製品が欲しくなったら、買い替えるだけのこと。
まずは「0」から「1」にならないと、始まらない。
蓋の4点を削ります。 外せれば、こんな無駄に削らなくても済むのだが
適当なプラスチックが見当たらなかったので、アイスの棒で。 入手し易く、加工も簡単。
少々きつくても、使っているうちに潰れてくるだろうという思いもあります。
接着剤でまっすぐ固定。 50円玉を入れて、貼った棒に擦り付けながら上下に動かします。 (意味深)
¥100用と間違わないよう、あえて木に色を塗ったりしません。
【鎖をつける】
鎖に繋げられるように、フックを取り付けます。 ここで問題が。
シリンダーの底は薄く、付属の木ネジではフックを固定できません。
仕方ないので、木ネジを埋めるための木片を挿入します。
蓋にφ6の穴を開ける。
同じφの木を削り出し、下穴を開けて木ネジを最後まで入れておく。
木ネジと同じ長さに切り落としたら、各断面をマイナスねじ&ドライバーのようにする。
その断面を接着剤でくっつけて、乾く前に蓋の穴に突っ込む。
一連の工夫により、反対側から木ネジを回しても木片は回らないし、最後に木片を置き去りにすることが可能。

※ 当時、ブラインドリベッターを持っていれば30秒で終わるのに・・・。
でも薄いプラだし、ワッシャーも入れられないから破損が怖い。 このやり方で正解だったかも
完成。
作ったのは、この記事をUPする2年ほど前。
¥50玉貯金して、しまなみ海道を通る際に重宝してます。
【反省・気付き】
・革の切断は、新しいカッターの刃で思い切りよく。 でないと、裏の繊維組織が毛羽立つ。
・線が細いバネを並列に入れることで、適度な押圧力がありながら収納可能な硬貨枚数が増える

【費用】
コインシリンダー ¥1,000
容器 ¥54
塩ビソケット ¥48
バネ ¥134
革 ¥1,500
皮革用接着剤 ¥159
合計 ¥2,895
Posted by diamond_gust at 21:00│Comments(0)
│◆キャンプ道具
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