水のある風景を求めて

　
（その１：製作編　その２：燃焼実験）


いくつか改善したので、まとめて書きます。


・五徳の収納

前の記事に書いた、五徳を内缶に収納できるようにします。

↓ を４つ使って留めるだけでは芸が無いので、ひと工夫。

日本クリノス ダブルクリップ 豆 10個入×10パック Wクリ-5-10



今回のために、前々から必要性を感じていたリベッターを購入しました。





アルミ棒材を関節に。




全力でカシメると固くて動かないので、動き加減を見ながら。 手持ちのヘボいニッパーでは、これ切るのが地味に面倒





関節とリベットの向きは、こんな感じで螺旋状（？）に巻き易いように。 （詳細は後述）




一番外側に来る関節は、リベットの頭同士が向き合うようにした方がスムーズ。





五徳を乗せる金具。





最終形。 さすがに端っこはクリップで留めます。










今回のポイント１：接続部の角を落とす。 こうしないと干渉して関節が動かない。





ポイント２： きっちり４等分に切り出すと、多分畳むのに苦労する。

今回は、1/4周に対して3mm刻みで切り出す長さを変えました。 収納時には、一番短い①を起点に巻いていきます。
5mm刻みくらいなら、もっと楽に巻けるかも。




関節１つ目と３つ目は巻くと被るので、リベットの頭が向き合うようにしました。（反対側の突起の方が高いので）





丁番で綺麗に作ろうかと思ったが、元が￥100だしね。




・地面に油が落ちないようにする

今のままだと、五徳と内缶の間に油が落ちてしまう。
特に、断熱材に染み渡るような事態は避けたい。 耐熱パテで隙間を埋めればいい話だが。




困っていたところ、ホムセンでこんなものを発見。 （７枚入り￥128）




丁度いい感じのサイズ。 現地で穴を開けてセットするだけ。 使用後は捨てられる。
適当に底を変形させて、油は中に落として燃やすも良し、溜めて少しでも煙を出さないようにするも良し。
問題は、バイク乗りにとっては非常に嵩張るという点。 仕方ない、元のプラ容器ごと持ち運ぶか。







・網の収納

勢いに任せて、網も畳めるようにしました。

３分割して、元の塗装と錆を落としてから耐熱スプレーを吹く。




ステン板で繋ぎ止める。 丁番で綺麗に作ろうかと思ったが(ry






端の網に食材を置いて、折れ曲がってずり落ちそうになっても
反対側の脚が五徳に引っかかってくれる。 まあ、五徳より外に置かない方がいい





空焼きしてスプレーを固めたら完成。





一緒の袋に入れる場合、初期形状よりもデッドスペースが相当減らせました。






↓ ステンレス製の網を最初から使えばいいと思うんですけどね。
　ちなみにこの網、メスティンにピッタリ入ります。 野外で蒸す用途が多い人にオススメ
　蒸すだけなら、電池反応で溶けたアルミの味もしないでしょう。

BK 18-8 長バットアミ 18型 158×86mm

trangia(トランギア) メスティン TR-210


（2016.12.6追記）
使ってる最中は若干問題あり。 下が火事になった時、全面使ってると避難が不可能。





【材料費】

外缶：オイルポット（スチール、高さ14cm）　￥108
内缶：コップ（ステンレス、500ml、高さ15cm）　￥108
吸気口：お菓子の型抜き（ステンレス）　￥54
底網：おたま　￥108
五徳：ふるい（ステンレス）　￥108
網：天ぷら用　　￥108
断熱材：セラミックウール　￥200くらい

合計：￥794



【総重量】 約500g





【劣化予測】

間違いなく、最初に穴が開くのは、唯一ステンレスでない外缶。
燃焼実験と空焼きの２回で、断熱材を押さえつけるパーツも結構錆びてます。
ここだけでも組む前に全面吹いておけばよかったのだが、スプレーの方が高くつく。





いったん完結。 ２号機のネタも温めてます。 外缶にする予定の容器が空になったらね。





（その４： ２号機）




Maxboostフォールディングウッドストーブ (専用収納バッグ付き) [無期限保証] TMX11-SF21JF001

笑's・焚き火グリル A-4君・3点セット