2021年07月02日
時代が生んだのかな。 田中角栄総理
最近、図書館で借りた人物伝を週に1冊ペースで読んでるのですが、ちょっとだけこの方について。

自分が物心ついた頃は、中曽根総理。
これまで田中角栄について知っている事といえば、
・なんか「ロッキード事件」とかいうやつで捕まった政治家
・真紀子の親父
・なんだ、この早坂○三とかいう「角栄の秘書だった」ってだけで糞生意気な政治評論家は!
くらいのものです。 大学で近代政治を学んだ人でもない限り、自分と同世代は似たようなものでしょう。
新潟の雪深い田舎で生まれ育ち、満州での兵役中に病で倒れ日本へ送還。
そのまま終戦を迎え、戦後の混乱の中、中卒の土建屋が「本当に貧しい人たちを救う」ため奔走する・・・
角栄さんは「運を掴むための努力」を惜しまなかった人なんだな、というのが読後の印象です。
時は流れ、個性の時代から、処世術の時代へ。 叩き上げから、世襲の政治へ。
諦観しきった日本人が何かの拍子で目覚めた時、こんな個性派がまた現れるのかもなー。
そういえば最近、ロッキード事件の謎を15年がかりの取材で新事実を克明に描いた新書が出てますね。
「名前しか知らない超大物」、これからもちょくちょく読んでいきましょう。
笹川良一、児玉誉士夫、正力松太郎 etcetc 経営者は運が良かっただけの自慢話だから興味無し。
最後に、『田中角栄 100の言葉』から、グッと来た言葉をいくつか紹介。
できることはやる。できないことはやらない。
しかし、全ての責任はこのワシが負う。以上!
失敗はイヤというほどしたほうがいい。
そうするとバカでない限り、骨身に沁みる。
判断力、分別ができてくる。これが成長の正体だ。
必要なのは学歴ではなく学問だよ。
学歴は過去の栄光。学問は現在に生きている。
いくら死にたくなくても、人間は必ず灰になる。
ところが人間でも植物でも、生物は劣性遺伝なんだ。
働かない、勉強しない奴は親よりバカになる。
人の一生はやはり運だと思う。実力があってもダメなものはダメ。
努力と根気、勉強、こういったものが運をとらえるきっかけになる。
人間はそれぞれ「ものさし」がある。
相手の「ものさし」に合わせて十分考えないと失敗するぞ。
ウソをつくな。すぐバレる。
気の利いたことを言おうとするな。後が続かない。
お百姓衆を侮って小馬鹿にするな。シッペ返しされる。
人の悪口を言ったり、自分が過去に犯した過ちを反省せず
自分が全て正しいとする考え方は国の中でも外でも通用しない。
戦争を知っている世代が社会の中核にある間はいいが、
戦争を知らない世代ばかりになると日本は怖いことになる。
Posted by diamond_gust at 21:00│Comments(2)
│◆雑記など
この記事へのコメント
>I LIKE CAMP さん
コメントありがとうございます。
いや、本だけで自分がこれだけ惹かれてますから、
当時の支援者やスタッフの傾倒ぶりは想像もつきませんね。
これからもちょくちょく他の角栄本も読もうと思います。
コメントありがとうございます。
いや、本だけで自分がこれだけ惹かれてますから、
当時の支援者やスタッフの傾倒ぶりは想像もつきませんね。
これからもちょくちょく他の角栄本も読もうと思います。
Posted by diamond_gust
at 2021年07月03日 20:22

初めまして。田中角栄は戦後の首相としては素晴らしい政治家だったと個人的には思いますょ。オイラ世代より若い方がもっと奥を知って欲しい政治家だと思います。
Posted by I LIKE CAMP
at 2021年07月03日 18:48

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